その見積もりのまま発注すると、制作途中で追加費用と社内ストレスだけが積み上がる可能性があります。多くの担当者が「web制作会社の選び方=3社見積もり+料金とデザインの比較」と考えますが、それでは安いホームページ制作会社ほど後から高くつく典型パターンを避けられません。要件定義を曖昧にしたままスタートし、担当者変更で意思決定が迷子になり、見積書の「ディレクション費」を削った結果プロジェクトが炎上する。この流れは、費用相場やチェックポイントだけを押さえても止められない構造的な欠陥です。
本記事では、一般的な「ホームページ制作会社の選び方」や「ホームページ制作料金表」「Web制作見積もり項目」の説明にとどまらず、現場で頻発する失敗シナリオから逆算した選び方を提示します。依頼前に準備すべき目的・ターゲット・KPI、相場と納期の現実ライン、実績ページとヒアリングから見抜く会社の力量、見積書に潜む危険な文言、大手・中小・フリーランスごとの向き不向き、コーポレートサイトや採用サイト、EC、LPといった目的別の判断基準までを一気通貫で整理します。
読み終える頃には、今検討中のホームページ制作会社をどこまで信用してよいか、どの条件なら別のパートナーを探すべきかを、上司に説明できるレベルで言語化できるはずです。
- 「とりあえず3社で見積もりを取る」とweb制作会社の選び方で地雷を回避できない理由
- 依頼前に明確にすべきweb制作会社の選び方、制作前の「持ち物」で成果が激変
- プロが見抜くweb制作会社の選び方、良い会社と選ぶべきではない会社の決定的な差
- web制作会社の選び方で知っておきたい費用のカラクリ、料金と見積もりの真実
- 大手・中小・フリーランスで分かれるweb制作会社の選び方、タイプ別ベストな選び方
- サイトの種類によって変わるweb制作会社の選び方、コーポレート・採用・EC・LP別の要点
- 制作が始まって“から”差が出る!トラブルを回避するweb制作会社の選び方と進め方
- 公開で終わらせない!運用・保守・集客も任せるweb制作会社の選び方
- この記事を読んだあなたへ、後悔しないweb制作会社の選び方を最終整理
- この記事を書いた理由
「とりあえず3社で見積もりを取る」とweb制作会社の選び方で地雷を回避できない理由
社内で「じゃあ相見積もりで3社くらい出してもらおうか」と言った瞬間から、プロジェクトの失敗フラグが静かに立ち始めます。
理由はシンプルで、多くの担当者が「価格」と「デザインの雰囲気」だけで判断し、本当に比較すべき項目が揃っていない状態で見積もり合戦にしてしまうからです。
見積もりを取る前に揃っていないことが多いのは、次の4つです。
-
何を達成したいサイトなのか(問い合わせ数、採用応募、資料請求など)
-
どこまで制作会社に任せたいのか(企画からか、デザインだけか)
-
社内で誰が最終決裁者なのか、いつ承認が必要か
-
公開後、更新や集客をどう運用していくのか
これが曖昧なまま3社に投げると、それぞれが違う前提で見積もりや提案をしてくるため、金額も工数も「比較不能なリンゴとミカン」状態になります。
その結果、「一番安いから」「一番デザインが派手だから」と、地雷を踏みやすい選び方に流れてしまうのです。
なぜ“安いホームページ制作会社”をweb制作会社の選び方で選ぶと後から高くつくのか
現場で炎上した案件を振り返ると、スタートはほぼ決まって「他社の半額くらいで出してきた会社に決めた」パターンです。
鍵になるのは、見積もりのこの2項目です。
-
ディレクション費
-
進行管理費
この2つが極端に小さい、もしくはゼロの見積もりは危険度が高まります。理由は、要件定義や仕様調整、社内調整をきちんと扱う前提になっていないからです。
| 見積もり項目 | 安さ重視の会社に多い傾向 | 後から起こりやすいこと |
|---|---|---|
| ディレクション費 | 無料、または異常に安い | 要件漏れ、仕様ブレが頻発する |
| 進行管理費 | 項目自体がない | 納期遅延、連絡不通が起きやすい |
| 軽微修正 | 単価記載なし | 公開後の細かな修正で請求が積み上がる |
制作費を削るために、プロジェクトを安全に進めるための「保険」にあたる費用から削ってしまうと、炎上リスクを先送りにしているだけになり、結果として手残りが大きく減ってしまいます。
実際によくある炎上シナリオから学ぶweb制作会社の選び方:要件定義を飛ばしてスタートした失敗例
「まずは動き出しましょう、やりながら詰めれば大丈夫です」
この一言から始まった案件は、高確率で迷走します。
よくある流れは次の通りです。
- 要件定義フェーズを設けず、すぐデザイン案制作に入る
- デザイン確認段階で、社内の別部署から初めて意見が出てくる
- ページ構成や機能要件が何度も変わり、戻り作業が雪だるま式に増える
- 制作会社から「ここから先は追加費用です」と言われ、社内がギスギスする
ここで重要なのは、最初に「決めるべきこと」を洗い出してくれる会社かどうかです。
要件定義をきちんと行う会社は、初回の打ち合わせで次のような質問をしてきます。
-
誰がこのサイトを見るのか(年齢層、役職、状況)
-
その人にどんな行動をしてほしいか
-
既存サイトで困っていることは何か
-
社内の関係者は誰で、どのタイミングで合意が必要か
このレベルまで深掘りする会社は、制作前に「仕様の地図」を作るため、結果として手戻りが減り、納期も読みやすくなります。
要件定義を提案してこない会社は、そのコストをどこかで発生させる前提がなく、発注側にしわ寄せが来やすいと考えておいた方が安全です。
担当者が変わった時にWeb制作が迷子になる、これもweb制作会社の選び方の落とし穴
中小企業では、途中で担当者が異動したり退職したりすることが日常的に起きます。
ここで差が出るのは、制作会社側がどれだけ情報を“ドキュメントとして残しているか”です。
担当交代で迷子になる案件の特徴は、次の通りです。
-
仕様や決定事項がメールと口頭だけで流れている
-
サイトマップやワイヤーフレームが最新版かどうか分からない
-
決裁の経緯が残っておらず、「なぜこの仕様になったのか」が説明できない
対して、炎上しにくい会社は、最初から次のような運び方をします。
-
要件定義書や設計資料をオンラインで共有し、更新履歴を残す
-
打ち合わせごとに議事録を出し、「合意したこと」「保留事項」を明文化する
-
担当者が変わっても、資料を見れば誰でも追える状態にしておく
こうした運び方をしているかどうかは、最初の提案段階で「どんな資料を作り、どのツールで共有するか」を聞くと、驚くほど差が出ます。
制作とマーケ両方に関わっている私の視点で言いますと、見積もり金額よりも「情報の残し方」の方が、最終的な成功率に直結していると感じています。
「とりあえず3社見積もり」で価格だけを比べるスタートをやめ、ここまでの3つの視点で候補をふるいにかけるだけでも、炎上リスクは一段下げられます。次のステップでは、依頼前に何を準備すべきかを整理していきましょう。
依頼前に明確にすべきweb制作会社の選び方、制作前の「持ち物」で成果が激変
発注前にやるべき準備は、営業資料ではなく「プロジェクトのコンパス」を作る作業です。ここを曖昧にしたまま会社探しを始めると、どれだけ優秀な制作会社でも迷走します。私の視点で言いますと、炎上案件の8割は発注前の準備で勝負がついています。
目的やターゲット、KPIを決めずweb制作会社の選び方を始めてはいけない理由
ホームページを作る目的が「なんとなく刷新」だと、打ち合わせごとに方向性が変わり、見積もりも仕様も膨らみ続けます。最低限、次の3点は言語化してから依頼先を探してください。
-
目的:問い合わせ増加なのか、採用強化なのか、ブランド向上なのか
-
ターゲット:誰に見てほしいのか(属性・役職・課題)
-
KPI:問い合わせ件数、応募数、資料請求など、何を数字で追うか
これらが定まると、制作会社側も「情報設計」「コンテンツ量」「必要な機能」を精度高く提案できます。逆にここが曖昧だと、デザインだけ立派でビジネス成果が出ないサイトになりがちです。
参考サイトの集め方をweb制作会社の選び方に活かせる3ステップ
ただ「おしゃれなサイトのURLを10個送る」だけでは、担当者の頭の中は読み取れません。参考サイトは次のステップで整理すると、提案の質が一気に変わります。
-
良いと思う点を分解する
- レイアウト
- 色・写真
- コピー
- 導線・問い合わせフォームの位置
-
自社には「合わない」理由も書き出す
- かっこよすぎて自社の顧客層とズレる
- 情報量が多くてBtoBの担当者には読まれなさそう
-
参考サイトと自社のギャップを共有する
- 実際に使える要素
- あくまで雰囲気だけ借りたい要素
この整理をして渡すと、制作会社はデザインサンプルではなく「戦略の方向性」として理解してくれます。
予算や納期の決め方で変わるweb制作会社の選び方、相場と現実ラインを知る
「予算は安い方がうれしい」が本音ですが、相場とかけ離れた条件は、そもそもミスマッチを呼び込みます。ざっくりでもよいので、次のようなテーブル感覚を持って検討すると現実的です。
| 規模・目的 | 想定ページ数 | めざすレベル感 | 予算の目安イメージ |
|---|---|---|---|
| シンプルな会社紹介だけ | 5〜10P | テンプレ+最低限の更新性 | 低めでも成立しやすい |
| 問い合わせ増やしたいBtoBサイト | 10〜30P | 設計・ライティングも重要 | 中〜やや高めが妥当 |
| 採用・ECなど機能重視 | 20P〜 | システム・UI/UXも重視 | 中〜高めが前提 |
さらに、納期も「希望時期」と「絶対にずらせない理由」を分けて伝えることが重要です。
-
製品リリース日や展示会に合わせたいのか
-
既存サイトの契約終了に間に合わせたいのか
-
社内の決裁フローにどれくらい時間がかかるか
この情報があると、制作会社はスケジュールを現実的に引き直し、「人員を厚く入れてでも間に合わせる案件」か「段階公開に分ける案件」かを提案できます。結果として、ディレクション費を削って無理に詰め込むようなプランを避けやすくなり、後からの追加費用やトラブルを大きく減らせます。準備は面倒に見えて、実は一番コスパの良い投資なのです。
プロが見抜くweb制作会社の選び方、良い会社と選ぶべきではない会社の決定的な差
「どこも同じに見える制作会社のサイトを、どうやって見分ければいいのか」という悩みをよく聞きます。実は、現場の人間から見ると、最初の打ち合わせの30分で8割方「この会社は危ない」が分かります。ポイントは、実績・ヒアリング・提案の3つです。
ホームページ制作会社の実績ページから見抜くweb制作会社の選び方のコツ
実績は「数」よりも「情報の深さ」を見ます。次の表をチェックしながら、自社サイトを任せて大丈夫かを判断してください。
| 見るポイント | 良い会社の特徴 | 避けた方がいい傾向 |
|---|---|---|
| 業種の幅 | 自社と近い業種の案件で成果や目的が書かれている | 「美容・不動産・士業」など業種名の羅列だけ |
| プロセス | 要件定義・情報設計・UI/UXなど工程が説明されている | 「デザインしました」「CMSで構築しました」で終わっている |
| 数字 | 問い合わせ増加率・応募数アップなど、KPIが明示されている | 「反響が増えました」といった定性的な表現のみ |
| 担当範囲 | 企画・設計・開発・運用までどこを担当したかが分かる | 「制作を担当」など、どこからどこまでか不明 |
特に、自社と同じ「目的」(採用強化、リード獲得、ブランド改善など)の実績があるかが重要です。同じ業種でも「会社案内だけのサイト」と「問い合わせを取るサイト」では設計がまったく違います。
ヒアリング力や提案の質からチェックするweb制作会社の選び方!要注意な質問例
初回ヒアリングは、良い会社ほどあなたに質問攻めをしてきます。逆に、 「なんでもできます」「予算に合わせます」だけで深掘りしてこない会社は危険信号 です。
ヒアリングでプロが必ず確認するテーマは、だいたい次の5つです。
-
事業の現状と課題
-
サイトの目的とターゲット
-
既存サイトのアクセス状況やCV
-
社内体制(更新担当・決裁フロー)
-
予算感と希望納期
ここで見てほしい「要注意な質問・発言」は、次の通りです。
-
「WordPressでよろしいですか?」だけでCMSを決めようとする
→運用体制や更新頻度を聞かずにツールを決める会社は、運用フェーズを軽視しがちです。
-
「ページ数は何ページにされますか?」から会話を始める
→目的よりも見積もり項目を先に決めたい会社は、要件定義を削ってディレクション費を抑えようとすることが多く、後半で仕様変更だらけになりやすいです。
-
「デザインはお任せください、かっこよくします」だけで済ませる
→ターゲットやブランド、コンテンツを聞かないままデザインを語る会社は、マーケティング視点が弱いケースが目立ちます。
私の視点で言いますと、最初の打ち合わせで「社内の決裁フロー」を聞いてこない会社は、後半で炎上する確率が一気に上がると感じます。途中で決裁者が増えてやり直しになるパターンを数多く見てきました。
webデザイン会社とマーケ支援会社のどちらが最適?状況別のweb制作会社の選び方
同じ制作会社でも、「デザイン中心」と「マーケティング中心」で強みがまったく違います。自社の状況に合わせて、どちらを選ぶべきか切り分けてみましょう。
| あなたの状況 | 相性が良い会社タイプ | 理由とチェックポイント |
|---|---|---|
| まずは会社の名刺として最低限のサイトが欲しい | デザイン寄りの制作会社・フリーランス | 低予算でブランディング重視。実績のビジュアルとレスポンスの速さを確認 |
| すでにサイトはあるが、問い合わせや応募を増やしたい | マーケ支援会社・制作とマーケ両方を見る会社 | SEO、広告、コンテンツ運用の事例と、KPI設計の経験を確認 |
| サイトと同時に事業の立ち上げやリブランディングをしたい | コンサル寄りのマーケ支援会社 | 事業戦略やターゲット設計から伴走できるか、ディレクターのビジネス理解を確認 |
| 社内にマーケ担当がいて、実行パートナーだけほしい | 実装力とスピードがある制作会社 | RFPへの回答精度、CMS開発やシステム連携の技術力を確認 |
見分けるコツは、「どの職種がプロジェクトの中心にいるか」です。
-
デザイン会社寄り
→クリエイティブディレクターやデザイナーが主導。ビジュアルの質は高いが、CV改善や広告運用は別会社になることも多いです。
-
マーケ支援寄り
→マーケターやWebコンサルが主導。KPI設計や集客施策に強く、制作は外部パートナーと組むケースもあります。この場合、外注比率と進行管理の体制を必ず確認しましょう。
制作だけ切り出すのか、集客までワンストップで任せたいのかによって、選ぶ会社が大きく変わります。「きれいなデザインかどうか」だけで判断してしまうと、公開後の成果で後悔しやすくなります。
web制作会社の選び方で知っておきたい費用のカラクリ、料金と見積もりの真実
「同じ金額なのに、なぜこんなに中身が違うのか?」と感じたことがあるなら、費用構造を分解して見る必要があります。私の視点で言いますと、見積書は価格表ではなく、その会社のプロジェクト設計図です。ここを読み解けるかどうかで、炎上リスクと成果がほぼ決まります。
ホームページ制作料金表から読み解くweb制作会社の選び方、「分かりにくい項目」を解体
料金表で真っ先に確認したいのは、「どこまでがセットか」と「誰の工数にお金を払っているか」です。特に見落とされがちな項目は次の通りです。
-
ディレクション費・進行管理費
-
要件定義・情報設計費
-
テスト・検証費
-
保守・サポート費(月額)
| 項目 | 省くとどうなるか | プロが見るポイント |
|---|---|---|
| ディレクション費 | 仕様ブレ・納期遅延・社内調整の手戻りが多発 | 担当ディレクターの関与時間が明記か |
| 要件定義・情報設計費 | 「言った言わない」で機能追加が雪だるま | 成果指標やターゲット記載の有無 |
| テスト・検証費 | 公開後に不具合→修正見積が別途発生 | 対応ブラウザ・端末が具体か |
| 保守・サポート費 | 軽微修正ごとに都度見積で積み上がりやすい | 月額で何回まで対応か |
料金表でこれらが極端に安い、もしくは項目ごと存在しない場合、「制作は安いが、その後のトラブルで総額が高くなる」パターンを疑った方が安全です。
1ページあたり相場では語れないweb制作会社の選び方と費用の本当の違い
1ページあたりの単価だけを見ても、本質的な違いは見えません。重要なのは、ページ数ではなく「考える量」と「検証する量」にどれだけ投資しているかです。
| 同じ10ページサイトでも… | A社:安いケース | B社:高く見えるケース |
|---|---|---|
| 要件定義 | 1回のヒアリングのみ | ワークショップ+社内決裁前レビュー |
| デザイン | 1案のみ・修正2回まで | コンセプト設計+2案提示+検証込み |
| 実装 | 既存テンプレートに流し込み | UX設計+UI設計から実装 |
| 公開後 | 不具合のみ対応 | 分析レポート+改善提案 |
| 数年後の総コスト | 修正の積み上げで結果的に高くなりがち | 改修しながら長く使える前提で設計 |
「高いか安いか」は、公開から2〜3年運用した総コストで判断するべきです。短期の初期費用だけで選ぶと、改修や追加開発のたびに見積が増え、いつの間にか“安さのメリット”が消えていきます。
見積もりの注意点とweb制作会社の選び方、値下げ交渉より大事なチェックポイント
値下げ交渉に力を使うより、どこにお金が乗っていて、どこを削ると危険なのかを把握した方が、結果としてコスパは上がります。チェックしたいのは次の3点です。
-
どの工程に何時間かける前提か
-
外注比率と担当の人数構成
-
変更・追加のルール(どこから追加費用か)
| チェックポイント | 望ましい状態 | 危険サイン |
|---|---|---|
| 工程ごとの工数 | 工数と金額が分かれて記載 | 一式とだけ書かれている |
| 外注の有無 | 外注範囲と管理方法が説明される | 「全部できます」とだけ話す |
| 変更ルール | 仕様変更時の判断基準と単価が明示 | 「その時相談しましょう」で終わる |
| 更新・軽微修正 | 月額内か都度見積かが契約前に決まっている | 公開後の運用の話がほぼ出てこない |
安く見せるためにディレクション費を削り、「更新はその都度お見積もりで」としておく料金設計は、発注側から見ると典型的な炎上パターンの入口です。費用を下げるなら、ページ数や機能の優先順位を一緒に整理してくれる会社かどうかを基準にして選ぶ方が、結果として社内の手間と予算の両方を抑えやすくなります。
大手・中小・フリーランスで分かれるweb制作会社の選び方、タイプ別ベストな選び方
「どこに頼むか」で、同じ予算でも成果もストレスもまったく変わります。価格表やランキングだけを眺めても、本当の違いは見えてきません。ここではタイプ別の“向き不向き”を、現場の肌感覚ベースで整理します。
| タイプ | 得意分野 | 向く会社規模・状況 | 主なリスク |
|---|---|---|---|
| 大手制作会社 | 大規模サイト、複数部門プロジェクト | 上場企業、グループ会社、多数ステークホルダー | コスト高、意思決定が遅い |
| 中小制作会社 | コーポレート、採用、BtoB、LP全般 | 中小企業、成長期ベンチャー | 担当依存、リソース逼迫 |
| フリーランス・個人 | 小規模サイト、LP、改修・保守 | 立ち上げ期、スモールビジネス | 1人依存、病欠・多忙リスク |
大手Webサイト制作会社に向く案件と、web制作会社の選び方で失敗しがちなミスマッチ
大手は「人数が多いほどカオスになる案件」に強いです。例えば、IR・採用・事業部門など関係者が10人を超え、ページ数も数百に及ぶようなコーポレートサイトやサービスサイトのリニューアルです。情報設計、UI/UX、アクセシビリティ、セキュリティレビューまで、専門チームを横断して動かせるのが強みです。
一方で、よくあるミスマッチは次のパターンです。
-
年商数億〜十数億規模で、ページ数30前後のサイト
-
上長と担当者の2〜3人で意思決定できる
-
「半年以内に公開したい」「予算は抑えたい」
この条件で大手を選ぶと、オーバースペックで費用と会議の回数だけが膨らむケースが多いです。決裁プロセスも厳格なため、文言1行の修正にも社内承認が必要になり、納期が読めなくなりがちです。
私の視点で言いますと、キックオフ時点で「参加メンバーの人数」「社内承認フロー」を聞き、10人を超えるかどうかが、大手を検討すべきかのひとつの目安になります。
中小ホームページ制作会社を選ぶ際のweb制作会社の選び方、押さえるべき体制や外注比率
中小の制作会社は、費用感と柔軟さのバランスが良く、中小企業の“主治医”になりやすい存在です。ただし、会社によって中身がまったく違うため、体制と外注比率のチェックが欠かせません。
確認したいポイント
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ディレクター、デザイナー、エンジニアが社内に何人いるか
-
コーディングやシステム開発をどこまで外注しているか
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ディレクション費や進行管理費をきちんと見積書に計上しているか
現場感として、制作の7~8割を外部パートナー任せにしている会社は、トラブル時の火消しが遅くなりがちです。外注先のスケジュールに振り回され、修正1つに数日かかることもあります。
逆に、ディレクション費や進行管理費が明確に計上されている会社は、「高く見えるが炎上しにくい」傾向があります。この費用を削った案件ほど、途中で仕様変更が積み上がり、担当者の残業とストレスだけが増えていくパターンを何度も見てきました。
中小を選ぶ際は、「誰が実務をするか」と「誰がプロジェクト全体を握るか」を、発注前の打ち合わせで具体的に聞き出すことが重要です。
フリーランスや個人業者に依頼する時のweb制作会社の選び方、事前チェックリスト
フリーランスや個人は、スピードと小回り、コストに強みがあります。1~10ページ程度のコーポレートサイト、LP制作、既存サイトの改修や運用保守などでは、企業よりも動きが速いことも少なくありません。
ただし、1人に頼む以上、チェックを怠ると「担当不在=プロジェクト停止」となります。依頼前に、最低限次を確認しておきたいところです。
事前チェックリスト
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直近1〜2年の制作実績で、自社と近い業種・規模の事例があるか
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連絡手段とレスポンスの平均速度(平日24時間以内かどうか)
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長期休暇や病気の際のバックアップ体制(パートナー有無)
-
見積書に、更新・軽微修正の単価と範囲が明記されているか
-
CMS(WordPressなど)での更新マニュアル提供があるか
特に注意したいのは、「初期費用は安いが、更新ごとに細かい有償対応が積み重なる」料金設計です。数年運用すると、結果的に中小制作会社より高くなるケースもあります。制作費だけでなく、2〜3年運用した場合の総額を必ず試算してから判断すると、後悔しにくくなります。
タイプごとの強みと弱みを整理し、自社の規模・社内リソース・決裁フローと照らし合わせて選ぶことで、ようやく「価格表では見えない本当の相性」が見えてきます。
サイトの種類によって変わるweb制作会社の選び方、コーポレート・採用・EC・LP別の要点
同じホームページでも、コーポレートサイトと採用サイト、ECサイトとLPでは、見るべき制作実績も求めるスキルもまったく変わります。ここを一緒くたにして制作会社を選ぶと、「デザインは綺麗なのに成果が出ないサイト」だけが手元に残りがちです。
まず全体像として、サイト種別ごとのポイントを整理します。
| サイト種別 | 主な目的 | 重視すべきポイント | 向いている制作会社像 |
|---|---|---|---|
| コーポレート | 信頼・情報提供 | 情報設計、更新のしやすさ | BtoB実績が多い制作会社 |
| 採用サイト | 応募増加・イメージ形成 | 採用コンテンツ企画、取材力 | 採用広報に強い制作会社 |
| ECサイト | 売上・LTV向上 | カート連携、UI/UX、分析 | EC構築専業や開発チームがいる会社 |
| LP/キャンペーン | 短期成果 | 広告運用、ABテスト、スピード | マーケティング支援会社や運用型の制作会社 |
私の視点で言いますと、発注側がここを整理してから相談に行くだけで、見積もり金額よりも「プロジェクトの炎上リスク」が大きく下がります。
会社ホームページと採用サイトで異なるweb制作会社の選び方、実績の着眼点
コーポレートサイトは、企業情報を整理し、株主や取引先、採用候補者まで幅広いターゲットに信頼を伝える役割があります。そのため、制作実績では次の点を必ず確認したいところです。
-
IR情報や事業紹介など、情報量が多いサイトの構成力
-
WordPressなどでの更新画面が分かりやすいか
-
サーバーや保守まで一括管理しているか
一方、採用サイトは「応募したくなるストーリー」が作れるかが勝負です。見るべきポイントはコーポレートと微妙に違います。
-
社員インタビューや1日の流れなど、採用コンテンツの量と質
-
取材や撮影までディレクターがリードしているか
-
若手・中途などターゲット別に導線を設計しているか
採用専用の実績が少なく、コーポレートの一部としてしか扱っていない制作会社は、応募数アップというKPI設計が弱いケースが多いので要注意です。
ECサイトやネットショップ制作で失敗しやすいweb制作会社の選び方
ECサイトは「公開してからが本番」です。ここを理解していない制作会社に依頼すると、デザインは良いのに売れない、更新するたびに追加費用が膨らむ、というパターンに陥りがちです。
チェックすべきポイントを整理すると、次の通りです。
-
使用カート(Shopify、EC-CUBEなど)ごとの構築実績
-
決済や在庫管理、物流システムとの連携経験
-
分析ツール(GA4、ヒートマップ)を前提にした設計
-
キャンペーンやセール時の更新フローのシミュレーション
| 要確認ポイント | 質問例 |
|---|---|
| システム連携 | 「既存の在庫システムと連携した事例はありますか」 |
| 運用体制 | 「商品追加は月何点まで自社で更新できますか」 |
| 成果の出し方 | 「平均購入単価やリピート率の改善事例はありますか」 |
特に見積書で、進行管理費やテスト費用が極端に安い、もしくは入っていない場合は、仕様変更やバグ対応が発生した途端にトラブルになりやすいので、詳細を確認しておくと安心です。
LP制作やキャンペーンサイトを頼む時、運用や検証も任せるweb制作会社の選び方
LPやキャンペーンサイトは、「作ること」より「回すこと」に価値があります。広告運用とセットで改善していけるパートナーを選べるかどうかが、成果の差になります。
見るべきポイントは、次の3つです。
-
広告との連携実績
- リスティング広告やSNS広告の運用とセットで担当した事例があるか
- クリエイティブとキーワードを一体で提案してくれるか
-
検証プロセス
- ABテストやヒートマップ解析を前提にしたスケジュールか
- 初回公開から何週間で最初の改善提案を出すか明言しているか
-
スピードと柔軟性
- バナー差し替えや文言修正のリードタイム
- 追加費用発生ラインを事前に明文化しているか
LP専門の「激安パッケージ」の中には、公開後の修正がすべて有料オプションで、結果的に月額固定費が高くつくモデルもあります。料金表を見るときは、初期費用だけでなく「3カ月フルで改善した場合の総額」をシミュレーションし、その前提で複数社を比較することが重要です。
制作が始まって“から”差が出る!トラブルを回避するweb制作会社の選び方と進め方
制作会社を選ぶ段階までは順調なのに、走り出した瞬間からプロジェクトがギクシャクし出すケースが驚くほど多いです。炎上案件の多くは「会社選びそのもの」よりも、「走り出してからの進め方」とセットで考えられていません。ここを押さえておくと、見積もり金額が同じでも“安心度”がまったく変わります。
連絡手段や頻度の重要性、炎上を防ぐweb制作会社の選び方とメール・チャット活用法
現場で火を噴くプロジェクトの共通点は、連絡ルールがふわっとしたままスタートしていることです。選び方の段階で、次の3点を必ず確認してください。
-
連絡手段:メール、チャットツール、オンラインMTGの使い分けルール
-
返信スピード:営業日ベースでの目安時間
-
決裁フロー:誰にCCを入れるべきか
私の視点で言いますと、ヒアリング時に「チャットは使えますか?」と聞いたときの反応で、プロジェクト管理の成熟度がほぼ分かります。
以下のような会社は、炎上リスクが下がります。
-
チャットは「日々の相談」、メールは「決定事項」のように役割分担を説明してくれる
-
定例MTGの頻度(週1・隔週など)とアジェンダ例をその場で提示できる
-
連絡窓口がディレクターに一本化されている
逆に「基本はメールでお願いします」とだけ伝えて終わる会社は、進行管理費を見積もりにきちんと計上していないことが多く、あとから修正依頼が滞留しがちです。
「この合意、絶対外すな」web制作会社の選び方で押さえるべき3つのタイミング
プロジェクトが迷走するかどうかは、3つの合意ポイントでほぼ決まります。ここを曖昧にする会社は、どれだけデザインが上手でも要注意です。
-
要件定義合意
目的、ターゲット、必要な機能、ページ構成、KPIを文書化して合意するか
-
デザイン方向性合意
トップページのデザイン案と、その理由(ユーザー動線やブランド方針)を説明できるか
-
テスト公開前合意
納期と公開条件(動作確認範囲、ブラウザ・デバイス)を明文化しているか
この3点について、見積もり段階で「どのタイミングで、どの形式で合意しますか」と質問し、返答内容を比較してみてください。曖昧な説明しか出てこない会社は、ディレクション費を軽視していることが多く、仕様変更や認識ズレが頻発します。
合意ポイントをきちんと設計している会社は、たいてい次のようなテーブルを使ってスケジュールを説明してきます。
| タイミング | 主な合意内容 | 主担当 |
|---|---|---|
| キックオフ後1〜2週 | 要件定義・サイト構成 | ディレクター |
| デザイン案提出時 | デザイン方向性・トンマナ | デザイナー/担当 |
| テスト公開前 | 文言最終・動作確認範囲 | エンジニア/担当 |
このレベルの説明がない場合、「なんとなく進めて、なんとなく公開」になりがちです。
実務で頻発するトラブルとプロ目線のweb制作会社の選び方とは
制作が始まってからのトラブルは、次の3パターンに集約されます。
-
修正回数が想定より膨らみ、納期も費用もブレる
-
社内決裁でNGが出て、デザインをやり直す羽目になる
-
公開直前に「この機能もほしい」と要望が増える
これらを防げるかどうかは、会社選びの段階でプロジェクトマネジメントの設計力を見抜けるかにかかっています。チェックしたいポイントは次の通りです。
-
見積書に「ディレクション費」「進行管理費」がきちんと計上されているか
-
修正回数と範囲が、見積もりや提案書に明記されているか
-
社内決裁のステップをヒアリングし、スケジュールに組み込んでくれるか
特に、ディレクション費がほぼゼロの見積もりは、一見お得に見えて「あとから担当者の負担が雪だるま式に増えるプラン」になりがちです。更新や軽微修正をすべて都度課金にして、2〜3年で初期費用を上回る総額になっている例もよく見ます。
トラブルを避けたい担当者ほど、「どんな進め方・管理方法でプロジェクトを運びますか」と一歩踏み込んで質問し、その答えで会社を見極めてください。制作スキルだけでなく、運用や社内説得まで伴走してくれるパートナーかどうかが、公開後の成果を左右します。
公開で終わらせない!運用・保守・集客も任せるweb制作会社の選び方
公開後に伸びるサイトか、3カ月で放置されるサイトかは、「制作中」よりも「公開後をどこまで設計しているか」で決まります。制作会社選びでここを外すと、広告費だけが溶けていくプロジェクトになりがちです。
ホームページ制作後の月額・サーバー・保守費用、web制作会社の選び方で損しない基準
私の視点で言いますと、公開後の固定費で失敗するパターンはだいたい次の3つです。
-
サーバー費用が過剰スペック
-
保守費用の中身が不透明
-
「軽微修正」課金でじわじわ高額化
最低限、見積や提案書からは次の項目を数字で確認してください。
| 項目 | チェックポイント | 危険サイン |
|---|---|---|
| サーバー費用 | 月額・容量・想定PV | スペック説明がなく「安心プラン一択」 |
| 保守費用 | 対応範囲・稼働時間 | 「問い合わせごとに都度見積」のみ |
| 更新対応 | 無料範囲・回数 | 「軽微修正」の定義が書かれていない |
損しない基準としては、少なくとも次を明文化してくれる会社を候補に残すのがおすすめです。
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月額費用の「内訳」と「やめた時の解約条件」
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月○回/月○時間までの更新対応ルール
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障害時の初動時間と連絡フロー
ここまで書面で出してこない制作会社は、運用フェーズの想像力が弱いことが多く、トラブル時に担当ベースの場当たり対応になりがちです。
SEOやWeb広告まで一貫対応できるweb制作会社の選び方を見極める
集客も任せたい場合、「SEOも広告もやっています」という一言だけでは判断材料になりません。実務では、制作チームとマーケチームの距離感が成果を分けます。
以下の質問で、社内体制とレベル感を見極めやすくなります。
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直近1年で、アクセスや売上が伸びた事例を3つ教えてください
→数字と施策のセットで語れない場合は要注意です。
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制作段階でSEO担当・広告担当はレビューに参加しますか
→デザイナーだけで完結するフローだと、公開後に大きな改修が発生しがちです。
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目標KPIの設定から一緒に決めてもらえますか
→「流入数」「問い合わせ数」まで分解して話せるかを確認します。
| タイプ | 特徴 | 向く案件 |
|---|---|---|
| 制作特化 | デザインと実装は強いが集客は別会社 | すでに社内にマーケ担当がいる |
| マーケ一体型 | 制作とSEO・広告が同じチーム | 新規集客をゼロから設計したい |
| 広告代理店主導 | LPと広告運用が中心 | 短期キャンペーン・テスト運用 |
コーポレートサイトや採用サイトは「中長期の指名検索・ブランド育成」、LPやキャンペーンは「短期のCPA」を見るので、自社の目的と会社タイプを必ずセットで考えてください。
発注前の「更新しやすさ」確認が鍵になるweb制作会社の選び方
公開後に最もストレスになるのが「ちょっと直したいだけなのに毎回見積が来る」状態です。これは、発注前に更新しやすさを仕様として決めていないことが主な原因です。
発注前の打ち合わせでは、次のチェックを必ず入れてください。
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CMSは何を使うか(WordPressか、独自システムか)
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社内で更新したいページ(ニュース、ブログ、採用情報など)はどこか
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原稿や画像を差し替えるときの操作を、事前に画面で見せてもらえるか
更新性の見極めに使えるチェックリストです。
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管理画面のデモ環境を触らせてくれる
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マニュアルや動画を納品物に含めている
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ブロックエディタやパーツ化で「レイアウト崩れしにくい設計」を説明できる
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更新ミス時のロールバック(元に戻す)方法を教えてくれる
これらを事前に詰めておくと、「担当が変わった途端に誰も触れないサイト」になるリスクを大きく下げられます。制作前から公開後のプロジェクトを一本の線で捉えて提案してくれる会社こそ、長期のパートナー候補として信頼できます。
この記事を読んだあなたへ、後悔しないweb制作会社の選び方を最終整理
「どこに頼んでも同じでしょ?」と思った瞬間から、プロジェクトは静かに炎上準備に入ります。ここまで読んだ今なら、あと一歩踏み込んだ判断ができます。
チェックリストを使って再確認!進行中のホームページ制作会社をweb制作会社の選び方で見直す
すでに依頼中でも、次の5項目を冷静に見直すだけで手遅れを防げます。
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目的・ターゲット・KPIが文書で共有されているか
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要件定義書やサイトマップに、社内で合意した履歴があるか
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週次・隔週など、定期ミーティングのリズムが決まっているか
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見積に「ディレクション費」「進行管理費」がきちんと含まれているか
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公開後1年の運用・改善の方針について話したことがあるか
下記のように、今検討中の会社をざっくり採点してみてください。
| 評価軸 | A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|---|
| 目的・KPI理解度 | |||
| 要件定義の丁寧さ | |||
| ディレクション体制 | |||
| 運用・保守の提案 | |||
| コミュニケーション |
数字は直感でかまいません。合計点が高い会社ほど、炎上しにくい相性の良いパートナーになりやすいです。
業界人が本当に重視するweb制作会社の選び方、裏側を知る人の3条件
私の視点で言いますと、業界の人間が「この会社は信頼できる」と判断するポイントは、かっこいいデザインではなく次の3つです。
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「できないこと」をはっきり言えるか
何でもできますだけで終わる会社は、裏側で多重下請けになりがちです。 -
ディレクションに十分な時間と費用を割り当てているか
見積からこの項目が削られている案件ほど、途中の方向転換や手戻りで総額が膨らみます。 -
失敗事例を正直に共有してくれるか
うまくいかなかったプロジェクトをどう立て直したか話せる会社は、リスク対応力が違います。
この3条件を満たしているかを、打ち合わせの場で意識的に観察してみてください。
自社に本当に合うパートナーを見つけるため、最初のメールで伝えるべきweb制作会社の選び方
最初の問い合わせメールから、プロジェクトの8割は決まります。迷ったら、次の項目を1通目で必ず伝えてください。
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自社の事業内容と、サイトで達成したい目的(例:リード獲得月◯件、採用応募◯件など)
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想定しているターゲット像(役職・業種・年齢・よくある悩み)
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おおよその予算レンジと希望納期(「◯〜◯万円、◯月末公開希望」など)
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既存サイトのURLと、気になっている課題(問い合わせが少ない、更新しづらいなど)
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参考にしている他社サイト3〜5件と、どこが良いと感じているか
この情報がそろっていれば、まともな制作会社は初回の返信や提案の質が一気に変わります。逆に、これを出してもなおテンプレ回答しか返ってこない会社は、早めに候補から外してしまった方が安全です。
この記事を書いた理由
著者 –
初めてホームページ制作を任されたとき、私も「見積もりを数社比較すれば失敗しない」と信じていました。ところが、要件を固めないまま安さで選び、公開直前に上司の一言で大きく方針転換が入り、追加費用と深夜対応が続き、社内の信頼まで失った苦い経験があります。ディレクション費を削った結果、誰も全体を把握しておらず、担当者変更のたびに説明が一からやり直しになり、スケジュールも崩れました。別の案件では、担当者のパソコン環境や社内回線の制約を事前に共有していなかったため、テストのたびに不具合が起き、制作会社との関係がぎくしゃくしました。こうした失敗は、制作会社選びそのものより、依頼側の準備不足や、見積書の読み違いから生まれます。この記事では、同じ遠回りをしてほしくないという思いから、発注側として本当に押さえるべき視点だけを整理しました。読み終えたときに、「ここまでは決めてから依頼しよう」「この聞き方は危険だ」と自信を持って判断できる状態になってもらうことが目的です。


